TREK UNIVERSITY
2/23TREKの講習会に行ってまいりました。
まず会場入りして目に入ったのは、↓の他社数社のカットサンプルでした。
普通、フレームの内側を見る機会は絶対ないので、しばし観察。。。ラグの接着不良で気泡がある物、接着部をパテで補強してある物、カーボンの層の中に空隙が多くみられる物、外観は綺麗なんだけど中が・・・ってフレームがありました。が、実際乗るとガンガン走るバイクが殆どです。ただ、この空隙が原因で破損、剥離が起きてしまう可能性があるようです。
講習内容は、OCLVカーボンの説明、ボントレガー商品の説明、ボントレガーホイルのメンテ方法でした。
OCLV:Optimum Compaction Low Void=適正圧縮低空隙
カーボンファイバーは、東レ、東邦、三菱レイヨン、へクセルの4社が扱っており、TREKはヘクセルと提携
カーボンの種類は、強度、弾性率の2つの力の違いから大きく5タイプに分類
- 低弾性率タイプ(LM)
- 標準弾性率タイプ(HT)・・・OCLV120、OCLV150
- 中弾性率タイプ(IM)・・・OCLV55、OCLV110
- 高弾性率タイプ(HM)
- 超高弾性率タイプ(UHM)
自転車で使用するカーボンは、堅さと柔軟性のバランスが重要で、弾性率が350以上になると、強度が5以下におちていくので、弾性率最大350、強度最大7の中弾性率タイプと、弾性率最大280、強度最大5の標準弾性率タイプのファイバーをTREKでは使用してます。
カーボンファイバーから、プリプレグ、クロス繊維、短繊維を成型する。
TREKでは、フレーム成型の際に主にプリプレグを使用。
- プリプレグ:トウを一方向に配列しレジンを混合(ファイバー65%、レジン35%)させたシートの事
- トウ:直径5~7ミクロンのフィラメント(連続した長い繊維の事)の集合体
- レジン:ポリマー樹脂とエポキシの事
OCLVカーボンは、1㎡の重さでフレームに使用するOCLVの呼び名が決まっています。
- OCLV150=1㎡のプリプレグ(12000本のフィラメントの束を使用)が150g
- OCLV120=OCLV150のプリプレグを薄く加工した1㎡の重量が120g
- OCLV110=OCLV120のプリプレグを更に薄く加工した1㎡の重量が110g
- OCLV55=1㎡のプリプレグ(6000本のフィラメントの束を使用)の重量が55g
OCLV55
- 6000本のフィラメントの束を使用する事で、より薄く加工することが可能
- 適材適所の素材調整が可能
- あまりの薄さのため扱いが非常に難しい
続・・・しばしお待ちをm(__)m
| 固定リンク

コメント