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2006年9月30日 (土)

ホイルメンテナンス

Img_4978シマノハブは、カップアンドコーン式のシステムをとっており、ベアリング球のグリスアップが容易にできるのですが、玉当たり調整が難しく、定期的メンテナンスを怠ると、画像のように悲惨な状態に・・・ 手で持ってホイルを回すと、ゴリゴリと嫌な感触が伝わってきます。 厄介なのがハブボディーの球受けに傷が入ってしまった場合です。ベアリング球と球押しは、部品が出ているのに、ハブボディーに圧入されている球受けは部品がありません(TT)ハブ交換となってしまいます。
しかもXTRフロントホイルWH-M965F、ハブのみの部品番号が掲載されていないではないですか・・・
パーツカタログには載っていなかったのですが、リムのみの部品は販売されており以前入手できました。なので、だめもとで、シマノお客様相談室へ電話!「WH-M965Fのハブの球受けの部品のみ販売されていないでしょうか?」「販売しておりません。」即答でした・・・残念です。右球受けのみ錆びて傷だらけだったので、とりあえず球受けを外してみました。で、倉庫の部品どりのハブを物色・・・見た目外径が同じのハブを発見!しかも片側傷なし状態!取り外してXTRハブへ圧入!やりました!入りました!ベアリング球を入れ玉当たり調整をして、ホイルを回転させてみると、スムーズに回ります。嫌なゴリゴリ感はなくなりました。どおやら成功したみたいです(^^)XTRハブではない球受けを使用したため軸長が数ミリ短くなったので、スペーサーで調整し、ホイルセンターを出して修理完了でした。
ハブ交換せずに、修理できたので良かったです。
お客様も喜んでくれるかな?
カップアンドコーン式は、使用するグリスの粘度、玉当たり調整次第では、よく回るホイルになるのですが、調整、メンテナンスが大変です。メンテ好きの方にはオススメしますが・・・
個人的には、シールドベアリングを使用したホイルが好みです。メンテも調整も楽なので。。。f(^^)

良く売れているマビックのホイルは、シールドベアリングを使用しておりますが、回りがいまいちです。これは、使用されているベアリング自体の抵抗が大きいのが原因です。抵抗の少ない精度の良いベアリングに交換すれば、よく回るホイルに変身します。
マビックホイル!メンテナンスも簡単!補修パーツの入手も容易!そしてカッコイイ!オススメですよ!
マビックホイルに多くみられるチェーンの付き回り(メンテナンススタンドでバイクを立ててクランクを回して手を離す。で、フリーがカチカチならずにフリーと一緒にクランクがくるくる回る状態)ですが、簡単に直す事ができますので、挑戦してみては?(※マビックオイルが必要です。粘度の高いグリス等を使用するとフリーの爪がかからない事があったりします。ラチェット音を消したい人は、粘度の低いグリスをたっぷり塗布すれば消えますよ。)

Img_4985まず左のキャップを外します。
たまに、Oリングが固着して手で外せない場合がありますので、その時は、ハブ軸右側に5mmのアーレンキーを差込みハブ軸を固定、プライヤーでキャップを回してやると外れます。この時、傷つき防止のためプライヤーとキャップの間に厚めのウエスを挟むと良いです。

Img_4986

左側に10mm右側に5mmのアーレンキーを差込み緩めます。
両側とも正ネジなので、時計の針の反対まわしです(^^)    

Img_4987右側のボルトを外したら、フリーボディーが外れますので、そーっとハブ本体から引き抜きます。この時、ラチェットの爪や、フリーボディーとハブ本体の間に入っているワッシャーを落としてしまう事がありますので、注意してください。

Img_4989マビックオイルを注入して、ばらした逆の手順で組み付けたら終了です。
慣れたら簡単ですよ!

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